薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~5巻のネタバレと感想

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~

第4巻では

毒殺された役人の原因は

毒のある海藻を食べていたことを突き止めた猫猫です。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~5巻のネタバレ

第19話 遺言

壬氏のもとへ変人の高官、羅漢がやってきて
壬氏が妓女を身請けしたことを話題にします。

そして昔、私にも緑青館になじみの妓女がいたと
話し出すのです。

碁や将棋が得意で、
頭のいい妓女であったと続けます。

どうしても彼女を手に入れたくて
汚い手段で彼女の価値を下げたと言い出します。

もったいぶってそれ以上は話そうとしない羅漢に
壬氏はいらつきます。

なぜか彼は壬氏に仕えている、
謎解きが得意な猫猫のことを口にするのです。

超金細工師の突然の死。
謎の遺言を残して
技術を息子たちに伝授することなく亡くなったのです。

壬氏に依頼され、謎を解くために馬閃とともに
超金細工作業場へと乗り込む猫猫です。

猫猫がそこにある開かなかったタンスのからくりを
見事解明して、後継者に伝えたい秘伝の遺言の品を目にしても
兄弟3人で意味を理解できたのは末っ子だけでした。

謎解きは一件落着、
壬氏は猫猫にまた妙なことを依頼するのです。

それは…

 

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第20話 街歩き

 

化粧で別人のようにしてもらえないかと
猫猫に頼み込む壬氏です。

いきなり壬氏に近づき
着物に顔をうずめてにおいをかぐ猫猫

上等な香料の香りがする壬氏に
その香りを消し去り、
下地から変えないとだめといいます。

絹糸のような壬氏の髪のつやを消し去り
無造作に束ねます。

下男の古着を持ってこさせて
下着1枚になった壬氏に着せる猫猫です。

宦官のわりには筋肉質の壬氏の体形に
猫猫は驚きます。

最後の仕上げ、
顔に化粧をするために支度を始めます。

もし壬氏に女性のような化粧をしたら
どう変わるのか…

猫猫はその衝動を抑えることができません。

ちょっとだけ、ちょっとなら…

壬氏に試した化粧を拭い去り、
庶民に見えるようにふたたび化粧を始めます。

そして別人に仕上がった壬氏に
最後に声が変わる薬を手渡します。

結局、壬氏と一緒に行動する役割を
無理やり押し付けられた猫猫。

興味深げに街中をキョロキョロしながら
歩きまわる壬氏です。

ベンチに座り込んで焼き鳥を食べながら
壬氏に宮廷での暮らしについて聞かれる猫猫。

猫猫は花街に住む養父が心配なのだと切り出します。
商売っ気がなく、お金をもらわずに治療することもあると。

そして養父は留学して
西方の医術を学んだという経歴と宦官であることを
壬氏に話すのです。

人と待ち合わせをしていると猫猫に話す壬氏。
壬氏が伝えた待ち合わせ場所はなんと、
男女が逢引をするための場所でした。

今夜はお楽しみくださいませ、
と早とちりをして立ち去る猫猫。

その壬氏の前にあらわれた人物は…

久しぶりに緑青館に顔を出す猫猫。

妓女の白鈴に
○○に、今日は会っていく?と尋ねられます。

 

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第21話 羅漢

薬屋の自宅に戻った猫猫、
緑青館に薬を届けておくれ
そう義父に頼まれます。

 

薬は気休め、もっと早く処置をしていたら
手の打ちようもあったが相談されたのが遅すぎた
○○という病気は、そう義父は言います。

 

彼女は誇り高い性格だったから、そう猫猫は思います。

 

幼いころは彼女を化け物だと思っていたと回想する猫猫

 

今更あんな昔のことを…
何か、いわくありげな様子です。

 

宮廷に帰宅した猫猫は
壬氏に妓女についてたずねられます。

 

妓女の価値を下げるには
どういう手があるのか、と。

 

羅漢はふたたび壬氏を訪ねて
あれから後、超金細工師の3男が
めきめきと頭角を現してきたと伝えるのです。

 

壬氏は猫猫から聞いた
妓女の価値を下げる方法を羅漢に伝え
あくどいことをしたようですねと非難します。

すると羅漢はこういうのです。

 

もう少しで手に入るはずのものを
横からさらっていったのは…と。

 

そのうち猫猫に会いに行くと
言い残して羅漢は立ち去ります。

 

自分は猫猫について何も知らない

そう壬氏は思い、
高順に猫猫の義父の調査を依頼します。

 

猫猫に、羅漢が会いたいといっている
と伝えた壬氏ですが
猫猫の憎しみに満ちた表情を見て断る決意をします。

 

壬氏はいったい猫猫に、羅漢は何をしたんだ?
と強く疑問に思うのです。

 

ちょうどその頃、
猫猫も壬氏について不思議に思っています。
後宮だけでなく、外廷でも要職につき

祭祀でも役割があるとすれば相当高貴なお方、
いったいどのような立場なのかと。

 

外廷の医局に行き薬を取ってきてと頼まれます。

興味本位で薬箱の前に立つ猫猫、
後ろからごつんと翠苓に頭を叩かれます。

 

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第22話 偶然か、必然か

 

翠苓は軍部に勤務する女官であると知る猫猫。
猫猫が受け取った薬、
袋になんの薬なのか書かれていません。

 

帰り道、厩の近くに
薬草がたくさん生い茂っているのを発見する猫猫。

 

そこへ翠苓(スイレイ)があらわれて、取るなといいます。
何を作っているのですかと尋ねる猫猫に
蘇りの薬、と冗談で答える翠苓です。

 

猫猫は李白に声をかけられます。
倉庫でボヤがあった翌日、
別の倉庫で盗みがあったと聞きます。

 

盗まれたのは祭祀に使う祭具だというのです。

 

たまたま続けて礼部の長官がなくなり、
ボヤ騒ぎが起きて祭具が盗まれる…

 

猫猫はこれは
ある目的のために仕組まれているのでは
と思い始めます。

 

上背のある薬のにおいがした女から
倉庫番は高価なキセルをもらったと聞かされます。

 

いくつもの偶然が重なればそれは必然になる、
李白にそう話す猫猫です。

 

知らぬ間に李白と会話しているその様子を
壬氏に見られていたのでした。

楽しそうだな、と仏頂面をする壬氏に猫猫は
さきほどの話しを詳しくするのです。

壬氏の代わりに調査してほしいと懇願される猫猫。

面倒なことに首を突っ込みたくない
そう思っている猫猫の心を読んだかのように壬氏は言います。

超貴重な牛黄(ゴオウ)をお礼としてあげるから

それを聞いた猫猫、目をキラキラ輝かせて

やります、と即答するのです。

 

猫猫が礼部をたずねると
祭具の数が少ないことに気づきます。

 

今日は中祀(祈祷)が行われる日だから
運び出されているのだと説明されます。

 

祭壇の天上から柱を吊り下げ、その真下で祈祷するのは
やんごとなきお方と聞く猫猫。

 

柱を支える鉄線を固定する部品が盗まれ、
代用品が取り付けれていると聞いて

 

猫猫は胸騒ぎを感じ
中祀が行われる会場へと急ぎます。

 

 

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しおりの感想

政権にかかわる面倒な事件の手伝いはしたくないと
乗り気ではない猫猫の一手を読んだかのように

壬氏は「牛黄」を褒美としてあげるよと言うのです。

それを聞いて突然、猫猫の態度が変わって
「やります」 となるのですね。

 

それほど牛黄という生薬は当時、貴重な存在でした。

牛黄は、中国最古の薬物書「神農本草経」に
優れた上薬として書かれている生薬です。

 

牛黄は牛の胆のうにできた胆石を乾燥させてものです。

牛1000頭の中に、牛黄を持っているのは1頭にしかすぎず、
「牛黄は黄金より高価」と評価されている超貴重な存在なのです。

 

牛黄の効果は血液の流れを正常化すること。
それにより、心臓病・脳卒中などを筆頭に
いろいろな病気の改善と予防に効果を発揮します。

 

また「神農本草経」には
子どものほとんどの病気、また精神の乱れを治すとともに、
長期間にわたって服用すれば、全身の新陳代謝を活発にして、
寿命を延ばし、物忘れをしなくなると記されているという、
万能薬なのですね。

 

まだ見たこともない
貴重な牛黄を手に入れることができるということは
猫猫にとってとびっきりのご褒美なのです。

 

そのことを知っている壬氏は
猫猫の心をつかむ術を心得ているってことですよね♪

猫猫が李白と親し気に話している様子が
よほど気になったのでしょうね、
ふくれっ面のすねた壬氏の表情は最高に面白い~

 

 

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